V推しなんしょ

京V同(@ku_vtuberlove)のメンバーがおすすめVtuberを紹介していくブログ

【Vtuber】おすすめしやすいVtuberって?【戦国時代】

Vtuber紹介を通して見えてきたものとは

 初めましてのかたは初めまして、京都大学バーチャルYouTuber同好会のすとらと申します。普段はVtuberを紹介する記事を書いているのですが、今回はそこでの経験を踏まえて考える「おすすめしやすいVtuberについて書いていきたいと思います。最後まで読んでいただけたら幸いです!

 この記事は私たちこのブログで紹介するうえでおすすめしやすいVtuberについて書いていくものです。汎用性は高くしたつもりですが、このブログに書いてあることを実践したからと言って他のブログ等で紹介されやすくなるとは限りません。また、このブログにおいて必ず紹介されるということを保証するものでもありませんのでご了承ください。

(なお、本記事ではVの方々の総称として「Vtuberを使わせていただきます。ご了承ください。)

 

 

一番大切にしていること

 このブログは2日毎と言う高頻度で更新しているため定期的に記事のストックがなくなります。サークルのVCに一人こもって書かれた記事も珍しくありません。そんな限界ブログである『V推しなんしょ』ですが、どんなに記事が切羽詰まっていても大切にしていることがあります。それはなぜそのVtuberを紹介するのかということです。

 

Vtuberを紹介するということ

 弊同好会に入っていてVtuberを紹介するプラットフォームがある状況でも、Vtuberを知ってから実際に紹介に至るまでに多くの過程があります。そのVtuberに興味を持つかどうか、配信や動画を見るかどうかは個々人の好みに依存するので何とも言えませんが、紹介しようと思うかどうかには、一つ大きなキーワードがあるように思います。それは他の人に知ってほしいものがあるかということです。

 

知ってほしい何かとは?

 わかりやすいのは、その人が持つ一芸を紹介したいという動機でしょう。歌関連で言えば第3回:長瀬有花さん第29回:諸星ツキナさん、イラスト関連で言えば第32回:Chaiさん第34回:葉桜このはさんなどが挙げられます。アーティストやクリエイターの目を見張る一芸に触れると、自然と紹介欲がわいてくるものです。

 ほかには、その人自身やその人が扱うコンテンツ自体の魅力を紹介したいという場合もあります。第12回:葵わさびさんの"バーチャルだけどリアル社員"や、第36回:大蔦エルさんの"中京テレビ所属のアナウンサーVtuber"のほか、2回行われた特別編Project:;COLD回鳩羽つぐさん回もこれに該当するでしょう。これは「こんなVtuber知ってますか?」というニュアンスに近く、Vtuber界隈の幅広さを教えてくれるVtuberたちです。

 

紹介の、その先にあるもの

 紹介して他の人に知ってもらったとして、それで終わりではありません。読んだ人が紹介したVtuberの魅力に引き込まれ、結果的にそのVtuberが伸びていったら嬉しいものです。記事によっては、登録者数が増えた先にあるものを見据えている場合もあります。

 例えば第33回:ππ来来回ではブロックチェーンビジネスを紹介しました。この記事を通してブロックチェーンという新たな技術が広まった先には、今後のVtuber業界のさらなる発展があることでしょう。知名度が上がったことで新しいことが出来るようになったり、その人やその界隈が盛り上がっていくことは純粋にファンの一人として嬉しいものです。

 

今からできる一工夫

 記事が公開されるまでには、多くのVtuberに出会いその中から絞り込んでいく辛い過程があります。その過程の中では、様々な理由で紹介が見送られるVtuberもいるのです。時にはその理由が明らかに改善しうる場合もあり、もどかしい気持ちになることもあります。ということで、ブログを書いていく中で見えてきた「我々の経験から考える一工夫」改めVtuber全員にお願いしたい一工夫」を挙げていきたいと思います。

 

所属、運営形態の表記

 これがないと、どんなに好きでも紹介できないという現実があります。特にデビュー時から変更があった場合は明記してほしいと願っています。同好会員によると、これがわからないために紹介できていないVtuberさんもいるそうです。

 所属がある場合は動画概要欄やTwitterのbioへの記入を、特に公式アカウントのIDの記載をお願いします。所属がない場合は無所属の表記があると安心できます。一番不思議なのが、企業や箱のHPには名前があるけど本人から言及がない場合です。何をどう説明するのが正しいのかわからず、紹介を断念せざるを得ません。

 

メイン活動の明確化

  Vtuberさんの多くは、かなり多岐にわたって活動しています。それはとても良いことなのですが、「○○さんと言ったら××××やってるよね~」と言えるメインコンテンツがあるかどうか、という差は大きいでしょう。これはブログでの紹介に限った話ではないでしょう。

 加えて、Vtuber自身を一言で表すようなキーセンテンスがあるとより良いと思います。第37回:四ツ辻まよいさんを例に挙げると、「週1の朝配信やお絵かき配信をしている」と紹介するよりも、「週1の朝配信やお絵かき配信をしているひつじ型バーチャル天使YouTuber」と紹介する方が明らかにイメージしやすいと思います。Vtuber戦国時代、第一印象の解像度の高さは特に重要でしょう。

 

固定ツイートの整備

 新しいVtuberを知るシチュエーションとして多いのが、フォローしてる人のRT等で回ってくることです。かわいいな、面白そうだな、と思って次に行くのは間違いなくTwitterのプロフィール画面。bioは整備している人が多いのですが、実は意外と忘れられているのが固定ツイートの整備です。

 立ち絵、各種リンク、ハッシュタグ等の基礎情報が固定ツイートにあると、Twitterのプロフィールからタグを見てもらえたり、YouTubeなどに移動してもらったりしやすい印象があります。紹介するうえでも、このような基礎情報にアクセスしやすいのはとてもありがたいことです。第30回:紅杯ひぐれさんの固定ツイートは見やすいうえにポートフォリオを兼ねるショート動画があり、リプに立ち絵があるというまさに理想の形です。

 

定期的な宣伝ツイート

 先ほどは固定ツイートを整備するという説明をしましたが、歌ってみた動画を公開したりイベントに参加したりする際は固定ツイートを変えることがあると思います。そんな時に重要なのが、定期的な宣伝ツイートだと思います。先ほど固定ツイートに載せてほしいといった情報がまとまった宣伝ツイートを定期的すると、固定ツイートが変わっていても十分にその機能を果たしてくれることでしょう。

 固定ツイートが基本情報であったとしても、宣伝ツイートすることは大切です。実際に、紹介したVtuberに出会った経緯として「宣伝ツイートのRTが回ってきて知った」と答えた人もいました。

 

YouTubeの利用

 Vtuberの活動プラットフォームは様々ありますが、デビューしてからしばらく経ってVtuberに出会う人はやはりアーカイブが残っている方が推しやすいのではないでしょうか。特にブログを書くとき、アーカイブがないとこれまでの活動を紹介できないので、事実上紹介をあきらめざるを得ません。

 このことを踏まえると、やはりYouTubeを使っている人を紹介することになってしまいます。もちろん他のプラットフォームで配信することが悪いわけではないので、併用してもらえたらうれしいです。なお、YouTubeを使っていてもアーカイブを消してしまうと同じことが起きてしまうので、事情はあると思いますが残せるならばアーカイブを残してほしいところです。

 

YouTubeチャンネルの整備

 このあたりは快適な推し活のため、という観点が強い気もしてきますが、お願いしたいことが2つあります。1つ目はサムネイルを頑張って作ってほしいということです。デザインセンスの有無ももちろん大事ですが、その動画がどんな動画なのかサムネイルから一切情報を得られない方が致命的です。

 2つ目はTwitterなどのリンクをYouTubeのバナー(ヘッダーの右下)に表示してほしいということです。Twitterに移動するためにちょっとしたひと手間がかかるかどうかというのは、快適な推し活にかなり影響します。チャンネルのカスタマイズからリンクを設定したうえで、バナーのリンクで個数を調整できます。ヘッダーが無いと設定できないので、もしヘッダーが無い場合は何かしら設定しておきましょう。HPやfanboxなどに直接飛べるようにしておくと、なおよいと思います。

 

再生リストの整備

 活動が多岐にわたるVtuberほど、再生リストが整備されていることが継続的な視聴につながる印象があります。自分が見てほしい配信や動画をまとめた「入門編リスト」の存在はとても助かります。できることならば、配信の切り抜き動画がそのリストにあると、普段の配信の様子を数分で感じることができるのでありがたいです。

 また、コラボ配信のリストを整備しておくのも大切だと思います。その人の枠がないコラボ配信に後から辿りつくのは本当に大変なので、これがないと気づけないことがほとんどです。コラボ配信の再生リストを作っている人でも、他の人の枠に参加したものまで入れていないことがあるのでお願いしたいです。

 歌動画の再生リストにも一定の需要があり、歌をメインにVtuberを見ている人にとっては助かるでしょう。1本が短いため再生リスト全体を再生することにもそこまで抵抗感がなく、私もよく作業の際などに再生しています。第25回:十人といろさんの再生リストはきれいに整備されて見やすいのでおすすめです。

 

自己紹介動画作成

 配信メインで活動してるとか、動画編集したことないとか、デビューしてからかなり経ったとか関係ない、とりあえず作ってくれ

 少し語気が荒くなりましたが、これは本当に本心からの願いです。YouTubeで知らないVtuberに出会った際、1時間以上の初配信を見に行く人は間違いなく稀ですから、ひと手間が欲しいところです。作ったらYouTubeのトップにおいておくことをおすすめします。第16回:色猫リカさんは高クオリティな自己紹介動画に加えて、スペイン語・英語での自己紹介動画も挙げていてすごいです。

 また、これは活動開始から長期間経っている方向けの話なのですが、できることならば定期的に自己紹介動画を作り直してほしいです。活動していく中で自分自身も少なからず変化するもの。今の自分に合った自己紹介動画を提供できれば普段の配信とのギャップにファンがびっくりすることもなくなるでしょう。せめて、所属や運営形態が変わった時は作り直してください……

 

Vの箱や事務所について

 昨今、VtuberグループやVtuber事務所と呼ばれるものが数多く存在しています。一介のVtuberファンにはその全てを認識することなど不可能です。だからこそ、所属しているVtuberがまとまったTwitterリストの存在は必要不可欠だと思います。

 また、所属しているVtuberもそのリストをフォローすることで、誰かひとりにたどりつけばその箱を認識できるようになるのでお願いしたいです。箱の公式アカウントがない場合でも、メンバーの誰かが作ることでその機能を賄えます。第43回:惡ノろくさんはbioに相方の第42回:天ノおとさんのIDを載せたうえでVメゾンのリストをフォローしているのでありがたいです。

 

おわりに

 いかがでしたでしょうか?Vtuberを紹介する人、という観点からVtuberに伝えたいことをまとめてみました。私たちはVtuberの経験など一切ないただのオタクですので、ここに書いたことが的外れかもしれません。それでも、何かに悩むVtuberの助けになればいいなと思って書きました。参考になれば幸いです!


 ここまで読んでくださり、ありがとうございました!よろしければ、実際にVtuberさんを紹介した記事も見ていただけたら嬉しいです。それでは、楽しいVtuberライフを!!!


(記事執筆:すとら)