おすすめV紹介 第14回:固体量子
異色の京都大学物理系研究室非公式VTuber、固体量子
今回紹介するVTuberは「固体量子」先生です!
(引用https://pbs.twimg.com/media/EojcuVKU0AAhSZl?format=png&name=small)
#私たちは学術系Vtuberです
— 固体量子(研究室公認VTuber) (@QM_phys_kyoto) 2020年12月17日
名前・固体量子
専攻・超伝導、磁性
解説内容・物理学の最新トピックス、たまに実験
解説レベル・科学に興味がある人~大学院生
ひとこと・超伝導をより身近に!実験動画見てねhttps://t.co/VSQHLTSetz
固体量子(りょうこ)先生は京都大学理学部の固体量子物性研究室に所属する非公式(研究室公認)のVTuberです。世間的に名の知られた大企業や多くの有名VTuberが在籍する事務所に所属するVTuberなど様々なVTuberがいますが,広く名の知られた大学の研究室に所属するVTuberなんて滅多にいませんね。
自己紹介動画 (この頃は現在と音声,アバターが異なっています)
研究(室)の紹介
(VTuber紹介をしてるよりも研究者紹介をしている気分ですね...)
さらに固体量子先生のnoteではVTuberを始めたきっかけも書かれています。
固体量子先生の魅力にせまる
豊富な物理学の知識
やはり研究室に所属して研究を行っているだけあって,物理学に対する相当な知識を持っていらっしゃいます。こんな研究者レベルの知識を持ったVTuberはなかなか居ませんね!
2020年のノーベル物理学賞解説動画
物理学の世界地図 話を聞いていて色々興味が湧いてきます
さらに2020年のノーベル物理学賞の紹介だけでなく,過去のすべてのノーベル物理学賞の解説も行っています。1分程度のコンパクトな紹介ですので,見ながら物理学の様々な研究内容を簡単に知ることもできます。
他にも日本物理学会が公開している「物理学70の不思議」の紹介動画というものも公開しています。こちらは現在でも未解決な物理学の様々な問題について,上記のノーベル物理学賞紹介よりもさらに詳しく紹介しています。
記事作成者は超重原子核の話に特に興味をそそられました...
研究者として本気で行う実験(遊び?)
物性物理学の研究者という顔を持つVTuberとして,YouTubeのネタになりそうな様々な実験もリアルで行っています。研究室にあるものを使って真剣に楽しそうな実験を行っています。本当に先生何やってんすか...
磁石や真空を用いてビーダマンの速度を極限まで上げる動画
おすすめ動画はこちら
研究者のキャリアパス紹介動画
大学の研究室に所属するVTuberとしての特色を生かして,大学院の博士課程やその先に進むキャリアの一例を動画にしています。あまりイメージが湧きにくい研究者への道の一端を分かりやすく見せてくれているため,研究者を志す大学生には非常に役に立つ動画になっています。
少なくとも研究者になりたい私にとって非常に有用な動画でした...助かります...
さらにこの動画だけではなく「博士進学(or not進学)のリアル Wiki」というサイトを立ち上げて,多くの体験談も募集しています。いつの日か博士課程に進学するかどうか悩むような日が来たら,ぜひとも参考にしたいですね!
超伝導×漫才 動画
タイトルだけ見ると頭にクエスチョンマークが湧いてきますが,動画で行われている漫才は超伝導の知識がなくても見ていて面白い動画になっています。いやぁぁぁぁぁ~~~
さらにこちらの動画ではミルクボーイ風の漫才も行っています。動画を見ているとだんだんとUTe2のことが気になってきます...
「うてて」って愛称がかわいらしいですね...
固体量子先生を、推せ。
いかがでしたでしょうか。今回は異色の京都大学物理系研究室非公式VTuber,固体量子先生の紹介でした。固体量子先生の公開している動画は1つ1つの時間が比較的短いので少ない時間でも簡単に観ることができます。ぜひ自分の興味がありそうな動画を色々と見つけてみてください!
各リンクはこちらから↓
(Twitter上でも様々な活動をしていますよ~)
(記事作成:城垣)